どうも!かっつんです。
今回は、神戸市にある北野異人館街を訪れたときの様子と、写真をシェアしたいと思います。
北野異人館街は、神戸市の繁華街である三宮駅エリアの北側に位置していて、明治時代のハイカラ的な建物が並ぶエリアです。
各異人館ごとにテーマがあり、イギリスやフランスなどの特色を表した展示があったりします。
公開されている異人館は多くはありませんが、各館の展示内容は充実しているので、全部見学すると丸一日はかかります。時間に余裕があるプランをおすすめします。
新幹線の新神戸駅から近いので、神戸へ出張などで訪れたついでに気軽に立ち寄れます。
北野異人館街とは

江戸時代末期の開国で、神戸港が開港によって外国人が住めるエリアとして、当時の神戸村に居留地が設定されました。その後イギリス人技師らによって街並なみが整備れた。
当時は300件を超える異人館があった。しかし、戦火や老朽化などで現在残っている異人館は30件、公開されているものは20件ほど。
また、旧居留地から北野異人館街付近に移築された建物がある。
異人館巡りプレミアムパス

うろこグループが運営する、異人館は共通割引パス(異人館巡りプレミアムパス)があります。
北側の4箇所と、チケット売り場近くにある3箇所の合計7箇所で使うことができます。価格は大人4550円で購入できます。
スタンプを押せる欄があ流ので、スタンプ帳にもなります。
このパスは、各所のチケット販売所で売っています。
https://kobe-ijinkan.net/ticket
うろこの家&展望所ギャラリー

神戸で最初に公開された異人館で、国の登録有形文化財などに指定されています。
明治後期に居留地に建てられたものを、大正時代に今の場所へ移築されたとされます。

天然石のスレートで覆われていて、その外見が魚のうろこに似ていることから「うろこの家」と呼ばれています。
2棟あるうちの1棟は、最下層から最上階までがギャラリーになっていて、日本人の作家やヨーロッパの絵画が展示されていています。

最上階には展望所があって、そこから素晴らしい神戸の近代的な街並みを見渡せます。
もう1棟は、美しいがヨーロッパの名磁器コレクション展示されている。

住所 | 〒650-0002 神戸市中央区北野町2丁目20-4 |
問い合わせ先 | 0120-88-8581 |
営業時間 | 10:00-17:00 ※最新の営業時間は公式サイトを確認して下さい |
入場料 | 大人1000円 異人館巡りプレミアムパス利用可 |
駐車場 | 近隣にコインパーキング有り |
所要時間 | 30分ほど |
備考 | |
公式サイト | https://kobe-ijinkan.net/uroko/ |
洋館長屋

旧ボシー邸で明治41年に建てられました。
主にフランスをモチーフにした展示があり、ルイ・ビトンや、ナポレオン時代の家具や調度品が売りです。

しかし、私の目に見えた展示が、他の洋館と比較して少しエロチックな雰囲気に見えたのは、わたしだけでしょうか?

そんなチョッピリ魅惑的な空間に身を置いてみてはいかがでしょうか?
住所 | 〒650-0002 神戸市中央区北野町2丁目3-18 |
問い合わせ先 | 0120-88-8581 |
営業時間 | 10:00-17:00 ※最新の営業時間は公式サイトを確認して下さい |
入場料 | 大人550円 異人館巡りプレミアムパス利用可 |
駐車場 | 近隣にコインパーキング有り |
所要時間 | 20分ほど |
備考 | |
公式サイト | https://kobe-ijinkan.net/france/ |
英国館

英国館では文字通り、イギリスをモチーフにした展示があります。
1909年(明治42年)にイギリス人の設計で建築され、当時のままに保存されています。

建物は、東アジアや東南アジアでみられるコロニアル様式のバルコニーが特徴です。
国内では、世界遺産に登録されている鹿児島紡績所技師館が同じ様式で建てられています。

シャーロック・ホームズに関する展示がありベーカー街221Bの部屋が再現されています。

シャートック・ホームズのコスプレをしながら館内を巡ることができます。インスタで映えるは間違い無いでしょう。

その他展示物として、バーカウンターが再現されていました。
酒好きな国民性を象徴しているようでした。ロンドンでもサラリーマンが昼間からビール飲んでいるの見かけたし(笑)

おや?こんなところにアリスが。
住所 | 〒650-0002 神戸市中央区北野町2丁目3-16 |
問い合わせ先 | 0120-88-8581 |
営業時間 | 10:00-17:00 ※最新の営業時間は公式サイトを確認して下さい |
入場料 | 大人:750円 |
駐車場 | 近隣にコインパーキング有り |
所要時間 | 20分ほど |
備考 | |
公式サイト | https://kobe-ijinkan.net/england/ |
ウィーン オーストリアの家

オーストリア大使館後援のもと、現地の文化、芸術を紹介する場所として、非公開の異人館の跡に建てられたとのこと。

18世紀時代のオーストラリア文化とモーツァルトに関する展示がありました。
また、ヨーロッパで650年もの長きにわたりオーストリア皇帝にあったハプスブルク家に関する展示もありました。

住所 | 神戸市中央区北野町2丁目15-18 |
問い合わせ先 | 078-261-3466 |
営業時間 | (3月~12月)9:00~18:00 (1月~2月)9:00~17:00 |
入場料 | 大人500円 3館共通(オーストラリアの家、デンマーク館、オランダ館)の割引チケット:1300円 |
駐車場 | 近隣のコンパーキングを利用 |
所要時間 | 15分〜30分ほど |
備考 | 異人館巡りプレミアムパスは利用不可 |
公式サイト | https://www.kobeijinkan.com/ijinkan_list/wien |
神戸トリックアート 不思議な領事館

人間の目の錯覚を利用したトリックアートの館
ぜひカップルで入ってみて写真をとり合ってみるのも良いでしょう。
カップル家族むけです。
私は一人で行きましたが・・・(ToT)


住所 | 神戸市中央区北野町2丁目10-7 |
問い合わせ先 | 0120-88-8581 |
営業時間 | 10:00-17:00 ※最新の営業時間は公式サイトを確認して下さい |
入場料 | 大人800円 |
駐車場 | 近隣のコインパーキングを利用 |
所要時間 | 30分以上 |
備考 | 異人館巡りプレミアムパスのみの入館不可 |
公式サイト | https://kobe-ijinkan.net/trick/ |
風見鶏の館

北野異人館を象徴する館と言っても良いでしょう。
風見鶏の館は、ドイツ人商人トーマス氏が神戸に永住するつもりで立てた館です。
建物はドイツ人の建築家が設計して、日本の宮大工が立てたとのこと。なので、ドイツと日本の建築技術、文化が融合した造りになっているようです。
建物をドイツ風にしたのは、遠い異国の地でも過ごしやすくするためだとのこと。
昭和50年代にNHKのドラマ「風見鶏」で館は有名になる。その後神戸市が買い取って、一般公開されました。
館内では、当時のトーマス家の暮らしを再現した部屋や、一家や館の歴史についての展示があります。


住所 | 神戸市中央区北野町3-13-3 |
問い合わせ先 | 078-242-3223 |
営業時間 | 9:00-18:00 |
入場料 | 大人500円 |
駐車場 | 専用駐車場は無し |
所要時間 | 20分ほど |
備考 | 異人館巡りプレミアムパスは利用不可 |
公式サイト | https://www.kobe-kazamidori.com/kazamidori/ |
北野天満宮

風見鶏の館の山手側(北側)にある神社で、1180年に平清盛によって建てられました。
学問の神様である菅原道真が祀られています。

受験シーズン中なので合格祈願の幟が多かったです。私も皆さまの合格を祈願させていただきました。

「かないこい」は、叶い恋として水をかけて祈ることで、恋愛成就の御利益を授かれるとのこと。
私は必死で水をかけて祈りました・・・・・・

ここから風見鶏の館を同じ高さで眺めることができます。象徴的な風見鶏もよく見えました。
住所 | 神戸市中央区北野町3-12 |
問い合わせ先 | 078-221-2139 |
開門時間 | 7:30-17:00 |
入場料 | 自由見学 |
駐車場 | すぐ近くにコインパーキング有り |
所要時間 | 20分ほど |
備考 | |
公式サイト | https://www.kobe-kitano.net/ |
北野町広場

風見鶏の館正面にある広場です。
広場中心から風見鶏の館を見上げるので、人気がある写真撮影ポイントです。
私が訪れたときが春節の時期であったため、中華風の飾り付けがありました。
居留地は欧米のみならず、当時の清国の人も住んでいました。国際色豊かな神戸を象徴した光景ですね。
この広場の下には、無料の公衆トイレがあるので便利。
まとめ
- 新神戸駅から近いので気軽に立ち寄れる。
- 20件ほどの異人館が公開されている。
- 異人館巡りプレミアムパスで7館を割引で見学できる。
- 異人館街の全館を巡ると丸1日かかる。
マップ
1.うろこの家&展望所ギャラリー
2.洋館長屋
3.英国館
4.ウィーン オーストリアの家
5.神戸トリックアート 不思議な領事館
6.風見鶏の館
7.北野天満宮
アクセス
三宮、三ノ宮、神戸三宮駅から徒歩15分ほど
山陽新幹線の新神戸駅から徒歩10分ほど
撮影機材の紹介
今回掲載した写真は、CanonのEOS RPで撮影したものです。
フルサイズミラーレスなのに小型で軽量なので、旅行で持ち運ぶのに楽でした。
フルサイズ機の中では安価なエントリー機なので、手を出しやすいカメラです。
![]() | キヤノン ミラーレス一眼カメラ EOS RP RF24-105 IS STM レンズキット EOSRP-24105ISSTMLK Canon【送料無料】【KK9N0D18P】 価格:178,000円 |

レンズは、EF50mm F1.8 STMという明るい単焦点レンズを付けて撮影しました。
明るいレンズなので、館の暗い場所でもノイズを少ない写真を撮ることができます。
この描写性能で価格が2万円以下なのでとても満足しています。
![]() | 価格:16,548円 |


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