今回は、一目千本の中で最も標高が高い位置にある奥千本を紹介します。
かっつんは、下千本駐車場から奥千本までを徒歩で行きました。
ここまでの道のりは、大半が舗装道路の簡単なハイキングコースでした。ハードな道のりではなかったですが、ここまで歩いてきた達成感はありました。
所要時間は約4時間ほど。googlemapでは1時間40分となっているが、途中観光や休憩時間があるのでより時間がかかります。
奥千本は下〜奥千本の中dw最も観光ポイントが少ないです。
しかし、観光地の喧騒からはなれた静かな山奥で、ところどころに咲いている桜をのんびり楽しむことができます。
吉野山へのアクセス駐車場は、下千本のページに記載しているので参考にどうぞ。
http://kattblog.com/shimosenbon/
中千本、上千本の記事もあります。
http://kattblog.com/nakasenbon/
http://kattblog.com/kamisenbon/
奥千本とは

金峯神社から西行庵までを指します。下千本との高低差は500mあって最も遅く桜が咲きます。
奥千本と呼ばれているが、実は桜の本数はあまり多くありません。
かつてはここら辺は一目千本の桜で覆われていたとされています。
自然災害や、戦後に木材になるスギ、ヒノキに植え替えられて行ったので桜が減少したとのこと。

現在、桜の植樹活動が行われていて、杉やヒノキに変わって桜に植え替えられています。

こういう風景を結構目の当たりしました。(もちろん伐採や環境破壊ではありません。)
将来この姿が全部桜に変わってゆくので、上千本のような桜の絶景ポイントになることは間違い無いでしょう。
奥千本口

金峯神社への入り口です。
奥千本口までは路線バスで行くことができる。「竹林院」から13分ほど。
周辺に駐車場はとくに見当たらなかったので、バスか徒歩で行くことになります。
http://www.yokb315.co.jp/route_bus.php
金峯神社

住所 | 〒639-3115 吉野郡 吉野町吉野山1651 |
問い合わせ先 | 090-3261-9968 |
拝観時間 | 自由参拝(義経隠れ塔は不定休) |
拝観料 | 無料 (義経隠れ塔は300円) |
駐車場 | 無し |
備考 |
吉野山の地主神、金山毘古命(かなやまひこのみこと)が祀られている神社。
中世以降、修験道の修行場となった。藤原道長が祈願したところとされています。
時間の都合上私は訪れませんでしたが、拝殿脇を少し下ると、源義経や弁慶らが追ってから逃れるために隠れた義経隠れ塔があります。
西行庵

西行庵は、鎌倉時代の初めごろに西行法師が俗界をさけて、この地にわび住まいをした場所とされる。
西行法師は、元は京都の御所を守る武士だったが、世をはかなんで出家して月と花をこよなく愛する歌人となった。
西行庵までの道は、舗装がされていない登山道になっています。
足場が悪いので、登山靴あると良い。また滑落の危険性があるところがあるので、ストックや杖があると安心です。
大峯奥駈道

大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)と呼びます。
金峯神社から大峰山を経由して熊野本宮大社までを縦走する熊野古道で修験道の一部です。
金峯神社から西行庵へ行く途中の分岐で大峰山へ行くことができます。紅葉がきれいとのことなのでハイカーに人気の場所となっています。
熊野本宮まで約80kmで約1週間かかるとのこと。宿が少ないので野営装備が必要な上級向けです。
もちろん、かっつんは技術も体力もないので、この道を行くことはありませんでしたが、歴史あるコースなので紹介させて頂きました。
まとめ
ご覧の通り下千本〜上千本に比べて、見どころが少ないところです。
ハイキングを楽しみたい方が訪れる場所だと思います。
先ほど書いた通り、桜の現在植樹活動行われていて将来西行庵周へんの山が桜で埋め尽くされることでしょう。何年後かわかりませんがその時にまた訪れたいと思いました。

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