明けましておめでとうございます。かっつんです。
1月14日に、私が住む四日市では大雪になり、一晩で10cm積もりました。今年は雪が多いですね。
年数回の貴重な銀世界を楽しみたかったので、とりあえず旅をすることにしました。
インスタグラムで三岐鉄道三岐線が雪の中を走っている写真を見たことがありました。映えている写真であったのを記憶しています。
ということで、今回は三岐鉄道三岐線の旅をすることにしました。
三岐線にはあまり乗ったことがありませんでした。東京の西武線から譲り受けた古い車両が現役で走っているということなので、以前から興味はありました。
東京出身の私には少し懐かしさを感じるかもしれません。
三岐鉄道の魅力

- 私鉄では珍しい貨物電車が走っています(私の記憶では)。藤原岳から採れるセメントの原料を輸送しているようです。
- 鈴鹿山脈をバックに、映える写真が撮れる。
- 休日はのどかなローカル線(平日は地域の重要な足で、通勤電車なみに混雑する時も・・・)
- 休日は、無料で自転車を乗せて運ぶことができる。(サイクルパス)
近鉄富田駅

三岐線の始点の駅です。
近鉄富田駅と少し離れた場所に、JR富田駅があります。三岐線は近鉄側からの発着です。

ここで、1日乗り放題パスを購入しました。
三岐線と北勢線の両方を周遊できる切符で、値段は1200円です。
富田〜西藤原間で560円なので、何度も乗り降りされる場合はお得です。
駅の窓口で購入することができます。

7:18発の西藤原行きの電車に乗った。まず三岐鉄道の終着駅駅である、西藤原駅を目指した。

途中、貨物列車とすれ違いました。
西藤原駅

三岐線のいなべ側の終着駅になります。
ここには8:10に到着しました。所要時間は近鉄富田駅から52分ほどでした。

早速電車を降りてみると、その隣にはSLがあり、テンションが少し上がりました。

プラットホームから駅舎までの通路に、凍結対策として滑り止めのワラが敷かれていた。
まるで雪国ようですね・・・

駅舎を出ると、あたり一面が銀世界。積雪が10cm以上はあり、ロングのスノーシューズを履いていても、隙間から雪が入ってくるほど。
さらに、あたりの地面が凍ってました。滑って危うく転びそうになりました。

駅舎はSLの形をしていて、オシャレな感じでした。
この西藤原駅は、鈴鹿山脈藤原岳の麓にある駅で、シーズン中は多くの登山客が利用します。
雪山登山も人気で、この日も登山客をちらほら見かけました。
なお、周りにはコンビニがないのどかな駅です。
登山や周辺で観光される方は、三岐鉄道利用前に買い出しされることをお勧めします。

駅の隣には、西藤原駅前公園ではミニSLがあります。
積雪で埋もれてしまってしますが、ここにはミニSLの軌道があります。三重県立桑名工業高校の有志によって「桑工ゆめ鉄道」が運行されていて、月に1回無料体験ができるそうです。訪れた日が走る予定日でしたが、積雪で中止していました。
運行の詳細は桑名工業高校のHPにあります。
http://www.mie-c.ed.jp/tkuwan/

公園内には、実物のレトロなSLと電気機関車がありました。

戦前にアメリカから輸入された電気機関車とのこち。
これらのSLや機関車の展示、SLの形をした駅舎は、鉄道好きな方の心に刺さる場所でないでしょうか

とりあえずこの場所を満喫したので、富田方面へ戻ることにしました。
三里駅

続いて三里駅に9:00ごろ到着。
ここは、最寄りにイオンがあるので、買い出しや昼食を取るのに便利です。
三岐線沿いで一番便利ではないでしょうか?(近鉄富田駅を除いて)
ただし、駅の公衆トイレが見当たりませんでしたが・・・
駅舎は締切になっているので、寒い日でも暖を取ることができます。
有名な撮り鉄スポット

実は、三里駅で降りたのには訳がありました。
富田から西藤原へ移動中に、この近辺で撮り鉄の方々がカメラを構えているのを、車窓から目にしました。
なので、「もしや、ここでええ感じの写真が撮れるのでは?」と思い、ここで降りることにしました。

目的の場所ですが、駅からかなり歩きました。順調に行けば歩いて20分くらいほど。
しかし、スマホを忘れてきていたので、GPSが使えなません(涙)。結局、40分くらいさまよってようやく例の場所に到着できました。


これは映えますねwww
ちなみにこの電車の反対側には、撮り鉄の方々が撮影しています。

ミルクロードと三岐線が交差する場所が、人気スポットとなっているようで、たくさんの撮り鉄の方がいらっしゃいました。
気のせいでしょうか、撮り鉄の方は男性が多いですね。近所で野鳥を狙う女性の方は見かけましたが。鉄道は男のロマンでしょうかね。
丹生川駅

改札口に花がたくさんありました。他の駅にくらべて、ここの駅が少しだけ華やかな印象でした。

ここには貨物鉄道博物館があります。
月に1回開館しているようです。詳細は公式URLを参照ください。

戦前に日本から輸入され、三岐鉄道で余生を過ごした汽車たちが展示されています。


保々駅

保々駅に到着しました。時間で13:00頃でしょうか。

三岐線の車両基地となっている保々車区があります。

CTCセンター(指令所)が向かいにあります。ここで三岐線の運行を管理しているようです。
この駅では、乗務員の交代が行われているのを、よく見かけました。
ちなみに、この駅まわりには何もありません。ただ駐車場が広かったです。
残念ながらここで、疲れてきてしまったので家に帰ることにしました。三里付近で歩き回ったのが原因でしょう(笑)
再び近鉄富田駅

近鉄富田駅に到着。ここで14:00だったと記憶しています。

近鉄でICカードを使うために、一度駅を出ました。駅の外側からも電車を撮影することができます。
三岐鉄道はいいぞ

- 1200円で安く乗り放題
- 休日は無料で自転車が積めるので、電車とセットで観光できます。
- 撮り鉄に人気(どの車両にもカメラを持っている方がいらっしゃいました。)
- 休日は乗客が少ないので、あまり周りの目を気にせずのんびり写真が撮れます。(マナーは守りましょう)
ということで、今回は三岐線の旅を紹介しました。
もし、この情報が旅の参考になると幸いです。
1.近鉄富田駅
2.西藤原駅
3.三里駅
4.丹生川駅
5.保々駅
今回使ったカメラ達
E-M5 markⅢ

OM System(旧オリンパス)のE-M5 markⅢと、レンズはM.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 IIの組み合わせを持参しました。フルサイズ換算で28-300mmをカバーできて重さが700gと軽量コンパクトです。
手ぶれ補正が強力なので、手持ちで撮影できます。三脚禁止の場所でも気にすることなく撮影できます。
その機動力を活かして、瞬時に対応できるので「撮り逃した!」は少ないです。撮り鉄に最適な一台ではないでしょうか。
旅には重宝してるカメラです。バッテリーはすぐ無くなりますが(笑)
EOS RP
昨年末のボーナスが散財した原因がこいつです。昨年末に出会った新しい相棒です。
今まで、ヘルニア持ちの私としては、重いフルサイズのカメラは敬遠していました。高いですし・・・
しかし近年は、軽量なフルサイズのミラーレスカメラが増えていますね。
EOS RPは本体だけなら、E-M5 markⅢとあまり変わらないので、かなり軽いです。なので、思い切ってチャレンジして購入してみました。
まだ使い始めたばっかりなので、今後色々試してゆきたいと思います。
ちなみに、今回はE-M5 markⅢとEOS RPの2台を持ってゆきましたが、全然重くなかったです。この日は15kmほど歩きましたが、体や腰にはノーダメージでした。

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