どうも、かっつんです。
2021年11月に、奈良県吉野山に日帰りで紅葉狩りに行ってきたので、その時の様子と写真をシェアさせていただきます。
同年4月に、桜を見に吉野山に訪れていました。その時に、紅葉も有名という情報を得ていたので、ぜひ秋にも行ってみたいと考えていました。
桜のシーズンに訪れたときの様子は、別のページにあります。
下千本
http://kattblog.com/shimosenbon/
中千本
http://kattblog.com/nakasenbon/
上千本
http://kattblog.com/kamisenbon/
奥千本
http://kattblog.com/okusenbon/
早朝からスタート 下千本駐車場から高城山展望台まで

春に訪れたときは、帰りの時間が遅くなってしまい、暗闇の山道を運転してとても疲れた記憶があります(涙)
今回は早く帰れるように、早朝のうちに高城山展望台まで一気に上がることにしました。
春に続き、今回も吉野山観光で便利な吉野山観光駐車場(下千本駐車場)に車を止めました。24時間自由に駐車できるのが便利。
しかし、混雑期(桜と紅葉)は駐車場が有料になります。
料金を徴収するスタッフは日中しかいないので、夜間に到着しても駐車して問題ありません。フロントガラスに請求書をそっと置かれますが(笑)。帰りに料金を支払えば良いです。

また、今回のブログでは楓の紅葉写真をシェアします。
10月頃に訪れると、サクラモミジの紅葉を見ることができ、山が一面真っ赤に染まる景色が見れるようです。私が訪れたときはサクラモミジは落葉していました。
高城山展望台

水分神社から奥千本口へ10分ほど進んだところにある展望台です。
春は展望台付近に桜が咲き誇り、秋には展望台までの道沿いにある楓の紅葉を、楽しむことができます。
展望台には、屋根付きの広い休憩スペースがあります。大峰山まで行かれる方々が、休憩をとられていました。
そんな快適な展望台ですが、残念ながらここにはトイレがありません。

高城山展望台への登口(上千本側)にある公衆トイレが最寄りなので、事前に立ち寄ることをお勧めします。中はキレイでした。

展望台の景観ですが、私が訪れたときは、すでにサクラモミジは落葉して枝だけになっていた。
なので、展望台付近はあまり見応えがありませんでした・・・。しかし、10月のサクラモミジの時期に来れば、見事な紅葉を見ることができたでしょう。
もちろん、桜が満開時は見応えがあるとのこと。
不思議な実

高城山展望台の近くで見つけた不思議な実。妖しい姿にカメラのシャッターを思わず押してしまいました。
調べてみたところ、マムシグサという毒性が強い植物とのこと。
葉っぱがマムシの模様に似ていることから、この名前が付けられています。
秋になると、葉っぱが枯れて赤い実をつけます。
一見美味しそうにも見えますが、毒がたくさんあるので危険です。観賞だけにしましょう。
高城山展望台の駐車場付近

高城山展望台への登り口は2つあります。一つは公衆トイレがある上千本側の登り口。もう一つは駐車場がある奥千本側の登り口です。
駐車場側の登口付近が、秋の吉野山のハイライトとも言うべき吉野の紅葉で有名な場所です。ポスターなどにある写真はこの場所が多いようです。

このように、上には燃えるような楓の木と、下には赤い落葉のじゅうたんが出来上がっていました。
この美しさにその場から動くことができませんでした。まわりの方々も、ひたすらカメラのシャッターを押していました。

駐車場一面が紅葉の絨毯ですが、普通に車を駐車することができます。スペースが普通車で4台ほど。
駐車場にカメラを向けて、撮影されている方がいるので止めずらいですけど(笑)
インスタグラマーと思われる方も、ここで撮影していました。
ここで撮った写真は、映えることが間違いないでしょう。

駐車場から展望台の方へ上がってゆく道も、絶景ポイントです。
上の写真は展望台側からの写真で、300mmの望遠レンズで撮影しています。

循環バスが運行されていて、下千本駐車場からバスで来ることができる。
本数は、日中だと1時間に一本くらいなので少ない。
奥千本口行きのみ、ここに停車駅します。下千本方面は停車しないので注意。
詳細は公式URLをご確認ください。
http://www.yokb315.co.jp/route_bus.php?id=no1
水分神社

高城山展望台と花矢倉展望所の中間くらいにある神社です。
春は枝垂れ桜が有名で、多くの観光客がここを訪れます。
紅葉の見どころは鳥居付近でした。多くはありませんが、黄色に色づいていました。
桜のシーズンは人が多いですが、今回はここに立ち寄る人がほとんどいなかったので、ゆっくり見てまわることができました。
中世の歴史ある神社なので、神秘的な雰囲気をぜひ堪能されて行ってはいかがでしょうか?

花矢倉展望台

時期と天候によっては、雲海から顔を出す蔵王堂を見ることができる絶景ポイントです。
上千本の桜の葉がすでに落葉していたので、紅葉した部分は一部のみ。
10月のサクラモミジの紅葉時期は、この山の景色が真っ赤に染まるようです。
さらに、桜の時期は一面ピンク色になります。
http://kattblog.com/kamisenbon/#toc3
上千本付近

上千本では、道の側に楓が植えられていて、間近で紅葉を見ることができます。

上千本のヘアピンカーブ付近はかなり紅葉していました。


吉水神社

桜の名所である吉水神社。実は紅葉の名所でもあります。
境内入り口に楓があり、そこがもっとも紅葉しているところです。
吉水神社については中千本の桜編に記載しています。
http://kattblog.com/nakasenbon/#toc2

見所は入り口付近、このように見上げれば楓が真っ赤に燃えていました。キレイですね。

境内の中へ入ると、この神社の神主さんが犬と記念撮影をしていました。
境内の内にも、楓が植えられているので、ここでも紅葉を見ることができます。
正面が歴史ある書院で、鎌倉幕府将軍の源頼朝に追われた源義経の潜居先になったり、南北朝時代の後醍醐天皇の皇居となって歴史があります。


住所 | 〒639-3115 奈良県吉野郡吉野町吉野山1024 |
問い合わせ先 | 0746-32-3008(9時〜16時) |
拝観時間 | (桜シーズン)8:30〜17:00 (通常期) |
拝観料 | (大人)500円 (中高生)200円 (小学生)100円 |
駐車場 | 乗用車約200台 |
所要時間 | (桜シーズン)8:30〜17:00 (通常期) |
備考 | ※観桜期の大型バスの駐車は要連絡 |
公式サイト | https://nyoirinji.com/ |
EVバス実証実験

帰りにこんなものを見つけました。

期間限定でしたが、実験としてEVバスが巡回していました。アンケートの記入が必要ですが、無料で乗車できたようです。

そしてEVバスに遭遇。エンジン音が無いので静かでした。
接近を知られるメロディを流しながら走っていました。
金峯山寺蔵王堂

蔵王堂の境内入り口付近が、楓の紅葉ポイントです。
楓と額縁構図にして蔵王堂をメインテーマにすれば、映えた写真の完成!としたかったですが…

残念ながら蔵王堂は、耐震工事のために矢倉で覆われていいました(涙)。現在は工事は終わっているようです。
近年、災害で文化財の焼失があいついでいるので、貴重な遺産を後世に残すために必要なことだと思いました。
蔵王堂の説明は桜編のページに記載しています。
http://kattblog.com/shimosenbon/#toc15
住所 | 奈良県吉野郡吉野町吉野山 |
問い合わせ先 | 0746-32-8371 |
営業時間 | 8:30〜16:00 |
拝観料 | 通常時 600円 秘仏御本尊特別ご開帳時 1600円 |
所要時間 | 30分ほど |
備考 | 法要・行事等で入堂を制限する場合あり |
公式サイト | https://www.kinpusen.or.jp/ |
吉野山観光駐車場

吉野山観光をするなら、吉野山観光駐車場(下千本駐車場)が便利です。
桜と紅葉のシーズンは有料になります。
その年によって価格が異なるようですが、2021年は普通車で桜シーズンが2000円、紅葉シーズンが1000円でした。
車に請求書?が貼ってあったので、帰る時に管理人のおばちゃんに支払いました。
住所 | 〒639-3115 奈良県吉野郡吉野町吉野山 |
問い合わせ先 | 0746-32-1007 |
営業時間 | 24時間利用可能 |
料金 | 桜シーズン 普通車:2000円 バイク:500円 紅葉シーズン 普通車 :1000円 バイク :500円 観光バス:3000円 その他のシーズン⛄️ 無料 |
駐車場 | 普通車400台 大型バス可(桜シーズンは予約制) |
備考 | 桜シーズンの混雑期はマイカー規制があって、 駐車場までの道が通行できないので注意。 その場合は麓の臨時駐車場&シャトルバスを利用。 |
公式サイト | http://www.yoshinoyama-sakura.jp/parking.php |
吉野山の紅葉はいいぞ
- 楓の数は多くないが、絵になる絶景ポイントがある。
- おすすめは高城山展望台付近と吉水神社。
- 軽いハイキングをしながら紅葉を楽しめる。
- サクラモミジの紅葉は山が真っ赤に染まるとのこと。こちらもおすすめ。

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